愛しい貴方へ

ただのオタクの備忘録

好きな人に会える街 〜僕らとTokyoで会いましょう〜

 

わたしは"東京"という街が好きだ。

 

伝統と未来が交差する街。

粋とKAWAIIが混ざり会う街。

一生に一度の最高のときめきを感じられる街。

そして、好きな人に会える街。

 

 

関西に住む私は、何度「東京に住んでいたら…!」と思ったか分からない。

「東京に住んでいたらもっと気軽に行けたのに」「東京に住んでいたら毎日通うのに」「東京に住んでいたら会えたのに」「東京に住んでいたら…」

 

ここに書くとキリがないほどに考えた。

 

 

 

でも、わたしは気づいた。

東京に住んでいないからこその特別感があることに。

 

新幹線からビルが沢山見えたときに感じるワクワク、東京駅を見たときの高揚感。

街中を歩いていると感じる"東京感"にわたしは心を踊らせる。

「これから好きな人に会えるんだ」「ステージに立つ好きな人が見られるんだ」

そんな気持ちとセットになった東京の街並みは、日常生活を送っていないからこその特別感に変わる。

 

 

そしてそれは、

早朝に夜行バスを降りたときの疲労感、歩き疲れた夕方の眠気、帰りたくないという寂しささえも特別な気持ちに変える。

 

東京に着いたら、眠たい目にコンタクトレンズ

ぶち込んで、すっぴんにメガネ、ボサボサの髪を

丁寧に可愛く仕上げていく。

 

帰るときは、またすっぴんにメガネ、

何も可愛くない状態に戻る。

 

 

東京で味わう楽しい時間のために、わたしたちはその努力を惜しまない。

 

 

"東京"という街は、「好きな人に会える」という

ただそれだけの理由でこんなにも素敵になる。

 

この特別感は、それだけの時間とお金と労力をかけた人にしか感じることはできない。

 

わたしたち、いわゆる 遠征組 の特権なのだ。

 

 

 

 

 

普通の街をここまで煌めいたものにしてくれる"好きな人"がいること、それってとても素敵なことだと思う。

 

 

これから会う"彼ら"にドキドキして、実際に会った"彼ら"に、楽しさと、元気と、ときめきと、感動をもらう。

 

"好きな人"が鮮やかに彩ってくれるこの東京という街が、わたしは大好きだ。